鼻の構造

鼻腔

鼻の中を鼻腔(びくう)といいます。鼻腔には粘膜がひだ状に突出している部分があり、上から垂れ下がっている粘膜を中鼻甲介(ちゅうびこうかい)、側面の壁から出っ張っている粘膜を下鼻甲介(かびこうかい)といいます。粘膜がはれて鼻づまりになる場合、主としてこの下鼻甲介のはれが鼻づまりの原因になります。鼻の真ん中で左右を分けている壁を鼻中隔(びちゅうかく)といい、骨と軟骨でできています。

鼻腔

副鼻腔

副鼻腔(ふくびくう)とは、鼻腔を囲むように存在する、骨で囲まれた空洞です。目の下で鼻腔の横、つまり頬の奥にあるのが、上顎洞(じょうがくどう)です。鼻腔の上、目の間にある空洞を篩骨洞(しこつどう)といいますが、ここは上顎洞と違い、小さな空洞に分かれていて、蜂の巣状になっています。

副鼻腔

以上、耳慣れない言葉ばかりですが、鼻づまりの仕組みと治療方法をご理解いただくためには必要な語句となりますので、以上の5つの言葉は十分にご理解いただきたいと思います。もう1度、箇条書きにまとめてみますね。

鼻腔(鼻の中のこと)

1.中鼻甲介:
鼻腔の上から垂れ下がっている粘膜。
2.下鼻甲介:
鼻腔の横から出っ張っている粘膜。
3.鼻中隔:
左右の鼻の間にある壁。

副鼻腔(鼻腔に接する骨で囲まれた空洞)

4.上顎洞:
目の下で鼻腔の横にある空洞。
5.篩骨洞:
目の内側で鼻腔の上にある空洞。

鼻腔と副鼻腔